パブリッククラウド(AWS、Azure、GCP)のアイコンを探す

クラウドサービス

パブリッククラウドを用いたシステム構築の際は、構成図を書くときなどに各クラウドのアイコンをよく使います。
その時に、いろいろ探し回ったりするので、どこを見るべきかというのをひとまずまとめてみました。

前提:クラウドのアイコンが必要な時

アイコンが必要になるのは、
システム構成設計や提案や要件定義フェーズで構成の説明をするときなど、多岐にわたります。

図表があるとわかりやすいですし、いちいちサービス名を記載していると、
資料としてごちゃついてしまってわかりにくい、読み上げがめんどくさいといった問題が起こります。

お互いにアイコンに対する共通認識を事前に持つことが前提にはなりますが、
クラウド・バイ・デフォルトなどを筆頭にクラウドの利用が推進されている現在では
そこへのハードルは低くなっていると感じています。

3大クラウドのアイコンのありか

そこで、Azure、AWS、GCPのアイコンを探すケースも増えているので、
最新版のありかをまとめておきたいと思います。

Azure

Azureのアイコンは公式ページで提供されています。

このページでは、アイコンを利用してやっていいこと(すべきこと)とやってはいけないことが記載されています。
アイコンのトリミングや反転をしてはいけない、というのは結構厳しいような気はしますが、MS側としても意図しない使い方は避けたいというところでしょうか。

2021年4月現在、最新版は2021年1月提供のものとなっています。
規約に同意したうえで、SVG形式のファイルを取得することができるため、
これを使って構成図などを書くことができます。

また、アイコンを一覧で表示してくれるページもあり、視覚的に探すことも可能になっています。
SVGファイルをプレビューするのは時間や手間がかかるので、一覧で見ることができるのは助かるかなと。ただし、個別に編集されているようで、アップデートや登録されていないものがあったりするので、注意が必要です。
最新かどうかは、個別のサービスページなどを確認したうえで使った方が無難ですね。(最新版じゃないと受け入れてくれない場面もそこまでないと思いますが。)

AWS

AWSのアイコンはこの公式ページからダウンロード可能です。

ツールキットから、PowerPointの形式でダウンロード可能で、
背景がダーク向け、ライト向けのものが用意されています。

提案資料や説明資料などは、PowerPointで作ることが多いので、
個人的にはつかいやすいなと感じています。

以前はVisioで使用可能な形式もあったようですが、2021年4月時点でサポートが終了していました。

また、これは調べるまで知らなかったのですが、前述のページで
サードパーティ製ツールの紹介がされています。これらのツールを使うことでもっと資料の作成は容易になるかもしれません。

GCP

アーキテクチャ図用のソリューションアイコンも公式ページに用意されてます。

こちらは、Googleスライド、Draw.ioなどいくつかのフォーマットで用意されているようです。
PNGとSVGでの提供もありました。

ただ、本記事作成時点では、サービスのアイコンセット更新中。ということで、一部リソースを利用することができないようです。

まとめ

各クラウドのアイコン取得先(完全に公式へのリンク)を書いてきました。
追加できる情報や、使い勝手のいいツールなんかも見つかれば、追記していくかもしれないです。

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